制作会社に求められる「業界特化」が必要な3つのポイント | 特徴・選ばれる理由|採用情報- 株式会社カナウ|東京・大阪

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制作会社に求められる「業界特化」が必要な3つのポイント

制作会社に求められる「業界特化」が必要な3つのポイント

経済産業省の統計で、日本の制作会社の数は約8,000とされています。さらにフリーデザイナーの数や、昨今隆盛のクラウド型デザイナー発注システムで、全世界の制作者と繋がれることを考えると、その数は数十万にも上るでしょう。
時代が変わりゆく中、企業の在り方もどんどん変化しています。ここでは制作会社に求められる「業界特化」について話をしていきたいと思います。

目次

業界特化が生む「企業の独自性」

業界特化が生む「人材の専門性」

業界特化が生む「企業と人材の利便性」

業界特化が生む「企業の独自性」

私が社会人になったのは1990年代で、バブルは崩壊していたものの、アド制作全盛の時代でした。
新しいサービスを企業が打ち出すと、アドを使って多くの消費者に知らせる。いわゆるAIDMAの「A,I(Attention, Interest)」の部分でしょうか。
ただ、2000年代に入り現在に至るまで、インターネットがここまで広く消費者の生活に入り込むと、「A,I」の部分はインターネットがカバーするようになり、その広報ツールもADからスマホやアプリにて取って代わってきたのは事実です。

また、個人が情報端末を持つ時代になったということは、必要な情報を自ら探しに行くことが容易にできますので、より専門的な情報でないと逆効果になってしまう時代になりました。

制作業界の営業活動シーンでよく聞く一例で、「我々は幅広い制作経験を持っていますので、いろんなことができます。何かあったら何でも良いのでお声掛けいただけませんか?」という言葉です。

世の中は、非常に専門的な情報でなければ必要がない。と言われている中、制作会社は専門的でなくても良いのでしょうか。

・手を広げておかないと不安
・好きなことをいろいろやりたい

会社(TOPの考え)によって、好きにしても構わないと思いますが、大事なことは「選ばれること(他社目線)」であり、「自分が~(自分目線)」という事ではありません。

検索エンジンの世界最大手「Google」のエンジン機能は今どうなっているでしょうか。
検索窓に自身でかなりセグメントしたキーワードを複数入れて検索していませんか?

世界のトレンドはどれだけ自分のニーズに合った「固有の情報に瞬時にたどり着けるか?」で進んでいます。

最近では「デザイン制作ならなんでもお任せください」というスタイルから、「業界特化~○○業界ならお任せ」という業界特化が増えてきました。また、加えるように「シーン特化~ex.採用シーン、店頭販売シーンならお任せ」というシーン特化を重ねる「業界×シーン」型にすることも多いですね。

もともとCLがアウトソースをするということは、下記2点どちらかが理由でした。
①自社ではできないから依頼する
②自社で行うよりも安いから依頼する

最近はこの2点に加え、少なくとも業界特化(シーン特化)が必要であり、CLが直接企業の場合や、広告代理店の場合どちらにしても求められているのは「かなりの専門性」です。

業界特化が生む「人材の専門性」

業界特化(シーン特化)の事業を行う際は、自社で少なくとも経験がある業界をピックアップし、サービスの詰めを行っていくことが必要ですが、制作会社の場合、資産は「人材のみ」と言ってもよいかと思いますので、大事なのは人材に対する向き合い方になります。人材は採用で終わりではなく「育成」もセットで必要なのですね。

これまでは、制作業界は経験値のあるスキル幅の広い人材を主に中途採用で行ってきました。
自社に入ってくる仕事のジャンルが予測がつかないため、幅の広い人材を中途採用するしかなかったのかもしれません。
しかし、事業の予測がつかないため、思うような成長曲線を描けず、日本の平均値と言われる5名くらいの制作会社が多いのも納得できる経営スタイルだと言えます。

業界特化に進めばそれで解決するわけではありません。
業界特化に進む必要性、目標の共有や実現した際に個人が享受できる世界などを、社の方針としてちゃんと伝えること。
そのようなマーケティング視点で働くことで、社員がいずれフリーになろうとも、そのような考えで社員時代を過ごした意味は、むしろきちんと出るのかもしれません。

社員がそれを理解し、デザインスキルの向上に加え、業界特化の知識をインプットしていくことでCLとの共通会話が増え、先回りで事を動かすことや、社員が身に付けねばならない必要スキルの定型化が実現できると言えるでしょう。

業界特化が生む「企業と人材の利便性」

我々カナウは、CCGグループの一員としてフロント営業機能のシー・レップの業界特化に合わせ、制作チームを形成しています。また、その業界は「恐らく無くなることはないだろう」と思われる「まなぶ・すむ・あそぶ業界」に特化することで、ヒトモノカネと言った経営資源を集中させています。

①マナビプロモーション事業部(シー・レップ)
 マナビ専属制作チーム(カナウ)

大学・専門学校の高校生に対する集客・広報プロモーションに特化した事業で、年間を通しどのような時期にどのようなものを、どんな生徒に届けると良いのかを突き詰めて考えています。制作スタッフもどの時期に何が動くか。同業界の他校はどんなことをして集客しているのか?などを知った上で制作を行っています。

制作物例
学校メインパンフレット、オープンキャンパス・AO入試促進DM、学校広報誌、学校ウェブサイトの制作とウェブマーケティングによるサイト運用、メディア広告制作、学校説明会時のプレゼンテーションコンテンツの作成、オープンキャンパスなどのイベントの企画運営など

②住まいプロモーション事業部(シー・レップ)
 住まい専属制作チーム(カナウ)

大手マンションデベロッパーによるマンション分譲販売の際の、集客プロモーションを主に行っています。実際に購入を検討されるお客様へのアプローチ法を、営業と制作が各得意分野を軸に考えを持ち寄ります。制作は不動産業界特有の言い回しや、表現法規などを知った上でCLとの制作打ち合わせを行っています。

制作物例
物件折り込みチラシ、物件紹介パンフレット、来場促進イベントの企画~運営、来場促進DM、物件ウェブサイトの制作とウェブマーケティングによる来場促進施策の運用、オリジナルノベルティの制作、物件紹介番組の制作、物件モデルルーム内の装飾や販売促進物の作成など

③アミューズメントプロモーション事業部(シー・レップ)
 アミューズメント専属制作チーム(カナウ)

大手アミューズメント施設やスポーツ企業などアミューズメント業界CLの来場促進プロモーションを代行しています。競合の多いアミューズメント施設の中からCLが選ばれるための施策や表現、スポーツ業界などではメディアに取り上げられるイベントの企画から運営までを行っています。制作スタッフは業界の知識は当然として、グラフィックに留まらない動画制作など、次期を見据えた取り組みを自ら行っています。

制作物例
来場促進折り込みチラシ、店内装飾ポスター、施設の外壁・内装デザイン、ウェブマーケティングによる来場促進施策の運用、オリジナル動画番組の運営など


現在は3つの業界特化チームと、それに留まらないCLの販促チーム計4つの制作チームを形成しています。
将来は例えば食専門のチームなど、もっと増えているかもしれません。
が、重要なのは専門業界チームの形成に向け、必要な知識やスキルなどを、CLから選ばれるようにあぶり出し、チーム形成~育成をしていくことです。 そうすればCLと同じ課題を同じように悩んで解決することができるようになります。

業界特化の答えも「ソリューション型企業の形成」ということになりますね。

これにより、CLに専門性だけでない「利便性」を感じてもらえ、CLにとっても選ぶ理由のある会社になれる。
ということが言えるでしょう。 まずは選ばれることで、CLのこれからの課題を業界的にとらえることができれば、自社でそのサービスが用意できるように考えていけることが大事なのだと思います。